日文研叢書<br> 石川淳と戦後日本

個数:

日文研叢書
石川淳と戦後日本

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 366,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623056170
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C3395

内容説明

戦前・戦後にわたって幅広い活躍をし、日本の文芸・文化に多大な影響を残した石川淳。小説はもとより、日本古典への評論随筆や現代語訳、最新の思想を踏まえた時評など、文化全般に対するその鋭い批評眼は、大戦後の日本文化を考える上で不可欠なものになっている。本書では、この不世出の作家、石川淳の戦後について、学際的・国際的な視野から明らかにする。急逝したウィリアム・J・タイラーによる『荒魂』翻訳遺稿も掲載。

目次

『荒魂』を改まって読む―A More Formal Reading of Aratama
第1部 石川淳―敗戦後一〇年(空白の「帝国」―石川淳「窮菴売卜」その他;無頼の使徒―石川淳の戦後十年、太宰治、坂口安吾を超えて ほか)
第2部 敗戦後作品の世界(石川淳の「焼け跡のイエス」をめぐって;『燃える棘』の構造と生成―裸形の女人像をめぐる否定の精神 ほか)
第3部 敗戦後の文化状況のなかで(石川淳と演劇―「千田是也演出のために」の射程;アルベール・カミュ受容史における『夷齋俚言』 ほか)
第4部 石川淳―六〇年代以降(『荒魂』―運動する象徴主義;一九六八年の運動を振り返って―『天馬賦』再読 ほか)

著者等紹介

タイラー,ウィリアム・J.[タイラー,ウィリアムJ.][Tyler,William Jefferson]
1945年2月12日~2009年1月3日。1968年国際基督教大学アジア研究専攻卒業。1971年ハーバード大学日本文学専攻博士課程修了(Ph.D.取得)。1976年~アマースト・カレッジ、ペンシルバニア大学助教授、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター所長などを歴任。1991年~オハイオ州立大学准教授を経て教授。1998年及び2007年国際日本文化研究センター外国人研究員

鈴木貞美[スズキサダミ]
1947年生まれ。1972年東京大学文学部仏文科卒業。1997年博士(学術)総合研究大学院大学。現在、国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授。専門は日本文芸・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品