内容説明
M‐GTA分析から見える当事者の「語り」の真実。今必要なソーシャルサポートの課題を探る。
目次
第1章 「当事者」が主体的にサポートを活用するために―研究の背景と意義
第2章 ソーシャルサポートとソーシャルネットワーク―先行研究レビュー
第3章 M‐GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)によるサポート利用の分析―研究の方法
第4章 当事者の「語り」から見えてくるもの―結果(1)調査の概要と「サポートがなく一人ぼっち」という状況
第5章 当事者の「語り」から見えてくるもの―結果(2)サポートに対する認識の変化と「サポートが実質化する」ということ
第6章 サポートの実質化と、そのプロセスに関する考察
終章 ソーシャルワーク実践に活かすために―今後の課題
著者等紹介
長崎和則[ナガサキカズノリ]
1959年生れ。桃山学院大学社会学部卒。龍谷大学大学院文学研究科修士課程社会福祉学専攻修了。いくつかの現場経験を経て精神科病院でPSWとして勤務。現在、川崎医療福祉大学医療福祉学部教授。20009年3月高知女子大学で博士課程修了。博士(社会福祉学)。専門は、ソーシャルワーク、ソーシャルワーク教育、精神障害者福祉。研究テーマは、ソーシャルワークの効果的な方法に関する研究、ソーシャルワーク実習の評価に関する研究、精神障害者の地域生活支援に関する研究、精神保健福祉に関するネットワーク形成プロセスに関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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