内容説明
今西錦司や梅棹忠夫らとカロリン諸島や大興安嶺を探検し、ネパールなどへの野外調査をてがけ、「KJ法」という発想法でも知られた文化人類学者、川喜田二郎。その生涯を振り返った文章では、自分の仕事を要約し、さらに言わんとすることをつけ加えている。また、他分野にわたる友人や弟子たちの見た姿、多彩な生涯とその業績、行動に対する評価なども併せて一冊とし、川喜田二郎の全体像を描き出す。
目次
第1部 私の仕事と自画像(発想法の科学;登山と探検 ほか)
第2部 川喜田二郎曼荼羅(川喜田文明論の魅力;「縁起」の科学とKJ法 ほか)
第3部 川喜田二郎の宇宙(発想法への試み;思想と行動の原点 ほか)
第4部 川喜田二郎の伝言(二一世紀にチベット文明が寄与するもの;KJ法の思想―川喜田二郎と歩んだ半世紀)
著者等紹介
川喜田喜美子[カワキタキミコ]
KJ法本部・川喜田研究所所長
高山龍三[タカヤマリュウゾウ]
元京都文教大学教授(文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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