内容説明
法哲学、法思想の基礎概念から理念、それに関わる倫理・文化までを読み解く21の扉。法哲学・法思想に関連する古代から現代までの古典(翻訳)の引用によって概念、法理念、法との関連領域の問題を読み解く初学者向けの入門テキスト。古典への関心をもち、自ら「古典」という知的世界を旅しようとする読者のための道案内(ガイド)を提供する。
目次
1 基礎概念(主体;国家;思考)
2 法理念(正義;支配;共生)
3 法と倫理・文化(文化;倫理;差異)
著者等紹介
竹下賢[タケシタケン]
1946年生。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得、法学博士。現在、関西大学法科大学院教授
角田猛之[ツノダタケシ]
1954年生。大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。現在、関西大学法学部教授
市原靖久[イチハラヤスヒサ]
1956年生。関西大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。現在、関西大学法学部教授
桜井徹[サクライテツ]
1960年生。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masabi
9
法哲学、法思想ってなんだと思ったので読んでみた。そもそも法とは、国家とは、などの実定法では特に扱わず前提となっていることをスポットを当てていく。入門書にどうぞ。2014/05/29
void
0
【★★★☆☆】タイトル通り大学1,2年でも問題なく取り組める易しさ。古典からの引用も直後に要約しているものもあり、気楽に読める。その分内容が薄くなってはいるのだが、発展文献の紹介も各章3冊ほどづつあるし、入門書としてはいいんじゃないでしょうか。2011/09/23
H’s
0
忘れないうちに再読。 面白かった。次もまた法哲学の本を読む。2020/09/22
H’s
0
はじめて学ぶ、というフレーズに騙された。が、原典からの引用が多く、楽しめた。2020/08/15