内容説明
江戸幕府成立から明治維新、太平洋戦争から現代に至るまで、日本ではいかなる歴史が展開し、どのような人々が活躍したのか。最新の政治・外交史の研究成果や、文化史、思想史、文学などの隣接領域の動向も踏まえ、歴史の流れを容易に把握できるよう叙述。日本史のさらなる理解のための全体像を読者に提示する。日本近世・近現代史の待望の通史。
目次
第1部 日本の近世(武家の国家;近世の対外関係;近世村の世界;近世の都市社会;転換する社会;近世の思想と文化)
第2部 日本の近現代(明治維新と文明開化;立憲国家の展開と近代天皇;東アジア国際環境の変化と日本外交;帝国日本の発展と都市・農村;近代思想と市民文化;「帝国日本」の植民地支配;戦後日本と日米関係)
著者等紹介
藤井讓治[フジイジョウジ]
1947年福井県生まれ。1975年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院文学研究科教授。京都大学博士(文学)
伊藤之雄[イトウユキオ]
1952年福井県生まれ。1981年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、京都大学大学院法学研究科教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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