内容説明
言語学とはいかなる学問でしょうか?人間だけがもつ「ことば」はさまざまな視点からさぐることができます。本書は、現代言語学の主要領域をカバーし、その楽しさ、奥深さを同時に体験できる、言語学・英語学を学ぶすべての人のためのテキスト。
目次
ことばの世界をさぐる
発音の仕組みをさぐる
語の仕組みをさぐる
文を作る仕組みをさぐる
ことばの意味と法則をさぐる
発語解釈能力をさぐる
コミュニケーションをさぐる
言語獲得のメカニズムをさぐる
バイリンガリズムをさぐる
ことばの理解のメカニズムをさぐる:発話のメカニズムをさぐる
比喩の世界をさぐる
言語を生み出す脳をさぐる
起源と進化をさぐる
方言の多様性をさぐる
ことばの歴史をさぐる
ことばと教育の関連をさぐる
著者等紹介
大津由紀雄[オオツユキオ]
1948年生まれ。1981年マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院言語学・哲学研究科博士課程修了、Ph.D.。現在、慶應義塾大学言語文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shiba
3
全体的に生成文法寄りな気がする/入門書だからとなめてかかってたら読むのにものすごく時間がかかった……遅読なんとかしたい/練習問題や豊富な読書案内がついていて、広がりがあってよい/言語学をはじめて学ぶ方には軽めの入門書を1冊2冊読んだあとに読むことをおすすめしたい(ゼロからの1冊目だとひょっとしたら挫折するかも)2023/07/17
みけねこ
1
心理学的だったり、脳科学的だったり、方言の話だったり、かなり幅広い。 図書館本で時間がなくて流し読み。分かったようなわからなかったような。 比喩、方言、言葉の歴史あたりが興味深い。 今度手に取るときは、ゆとりを持って読みたいと思った。2019/02/28
Hatch
0
まさに「言語学」お試しパック。著者によって少し違いますが言語学!と構えなくても平易に読めます。2011/03/27
takao
0
ふむ2025/08/16