内容説明
宮崎をどげんかせんといかん―就任から2年半、どのような変革をもたらしたのか?中央メディアからではわかりにくい実際の県政運営を、宮崎在住の東国原研究者が全国に発信する。
目次
序章 東国原マニフェスト型行政のスタート
第1章 東国原県政二年間の概要
第2章 東国原知事の高い支持率と発信能力
第3章 東国原県政の予算動向と政策課題
第4章 東国原県政の改革の実態
第5章 マニフェストと総合計画に対する行政評価
第6章 マニフェスト評価の状況と課題
終章 東国原県政がもたらしたもの
著者等紹介
有馬晋作[アリマシンサク]
宮崎公立大学人文学部教授。日本地方自治研究学会理事。略歴:1955年鹿児島県生まれ。明治大学経営学部卒業、鹿児島大学大学院法学研究科修士課程修了。23年間鹿児島県庁に勤務し、高齢者福祉、過疎対策などを担当。その間に、自治省(現・総務省)財政局での「地方財政白書」の執筆や、鹿児島県大口市役所(現・伊佐市)での勤務を経験する。2004年4月より宮崎公立大学人文学部助教授、2008年4月より同大学教授。大学では「行政論」、「地方自治論」を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ryueno
0
正直に白状すると、東国原知事も単なるタレント政治家だと思っていたのだが、本書を読んで、その評価が大きく変わった。高い支持率には相応の理由があり、入札改革などの実績が伴っていた。タレント政治家としての影響力を存分に発揮して観光客増を狙うところはさすが。まさか県庁に観光に来る人が増えるとは。想像とはうらはらに、堅実な行政手腕を持っていたことには驚かされた。そして、国政への転身を目指した理由も若干理解できた。たた、若干東国原知事に好意的すぎるかなとも感じた。2011/08/21
ヒラマサ
0
宮崎県出身で、今度の白熱した知事選を観て、そういえば前職の仕事ぶりはどう評価されているのかと気になり読了しました。当時の自分は小学生だったので、記憶があやふやな部分が多く、コンテクストを把握できた点で有用でした。2023/01/17
KBOSN
0
2009年段階での東国原県政の評価。それでは「これから次第」との評定しかできないよね、との感想。内容は薄いです。2019/01/30