東アジア資本主義史論〈1〉形成・構造・展開

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623055593
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C3033

内容説明

本著は、19世紀後半から第二次大戦後にかけての近現代東アジアの歴史を、「東アジア資本主義」という新しい概念によって描こうとするものである。同時期の東アジアの歴史を、日本、中国、台湾、朝鮮・韓国等の一国史の集合としてでなく、国境を超えて展開した一つの資本主義の運動体の歴史としてダイナミックに把握。学界の通説「アジア間貿易論」の歪みを正し、戦後の東アジア台頭を新しい視点から照射する。

目次

課題と方法
第1部 東アジア資本主義の形成(近代世界経済と東アジア;朝鮮貿易の構造と展開;台湾貿易の構造と展開;満州貿易の構造と展開)
第2部 東アジア資本主義の構造(日本貿易の構造と展開;東アジアにおける資本財貿易;日本帝国論;華北市場と日中経済関係;上海の経済発展と日本帝国)
第3部 大戦後における東アジア資本主義の展開(植民地の独立と工業の再編成;戦後東アジア資本主義の再編成)

著者等紹介

堀和生[ホリカズオ]
1951年大分県に生まれる。1975年龍谷大学文学部卒業。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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