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Minerva人文・社会科学叢書
人事制度の日米比較―成果主義とアメリカの現実

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623055548
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C3334

内容説明

成果主義とは何だったのか、そしてアメリカの人事制度モデルとは―。本書は、日本とアメリカでの詳細な事例調査をもとに、それぞれの人事制度に見られる固有の制約条件、人事改革の動力、そして変化の方向性を展望する。日本で進行する成果主義を相対化しつつ、これからの制度改革の理論と実践に資する事実を提供する試み。

目次

序章 課題と方法
第1章 日本の人事制度改革
第2章 アメリカの人事制度モデル―その伝統と変容
第3章 アメリカの人事制度の実態分析
第4章 労働組合の制度と慣行―もう1つのアメリカ・モデル
終章 人事制度改革の日本とアメリカ

著者等紹介

石田光男[イシダミツオ]
1949年長野県に生まれる。1972年東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程をへて、現在、同志社大学社会学部産業関係学科教授。博士(経済学)。著書『仕事の社会科学』ミネルヴァ書房、2003年(第10回社会政策学会学術賞受賞)、他多数

樋口純平[ヒグチジュンペイ]
1975年愛知県に生まれる。1998年同志社大学社会学部卒業。同志社大学総合政策科学研究科博士課程修了。同志社大学技術・企業・国際競争力研究センターをへて、現在、和歌山大学経済学部准教授。博士(政策科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Eimi Sumimoto

1
米国の人事制度に関しては、変容の模様、特徴など必要な情報が簡潔にまとめられており参考になった。日系企業のグローバル化が進行しないのは日本人事制度が特殊であることが原因の一つである仮説だったのに、戦後改革と高度経済成長期に「個別化」と「分権化」が極点まで達成してしまっているため、シフトへの障害を既に越えているという意見は斬新。じゃあもう土壌ができているのか。Hallの原著にあたらなきゃだ。2013/11/21

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