内容説明
成果主義とは何だったのか、そしてアメリカの人事制度モデルとは―。本書は、日本とアメリカでの詳細な事例調査をもとに、それぞれの人事制度に見られる固有の制約条件、人事改革の動力、そして変化の方向性を展望する。日本で進行する成果主義を相対化しつつ、これからの制度改革の理論と実践に資する事実を提供する試み。
目次
序章 課題と方法
第1章 日本の人事制度改革
第2章 アメリカの人事制度モデル―その伝統と変容
第3章 アメリカの人事制度の実態分析
第4章 労働組合の制度と慣行―もう1つのアメリカ・モデル
終章 人事制度改革の日本とアメリカ
著者等紹介
石田光男[イシダミツオ]
1949年長野県に生まれる。1972年東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程をへて、現在、同志社大学社会学部産業関係学科教授。博士(経済学)。著書『仕事の社会科学』ミネルヴァ書房、2003年(第10回社会政策学会学術賞受賞)、他多数
樋口純平[ヒグチジュンペイ]
1975年愛知県に生まれる。1998年同志社大学社会学部卒業。同志社大学総合政策科学研究科博士課程修了。同志社大学技術・企業・国際競争力研究センターをへて、現在、和歌山大学経済学部准教授。博士(政策科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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