出版社内容情報
現代社会の重要課題は即ちグローバル化と経営学の重要課題であるという認識で分析し,経営,産業,労働など今後の展開を検証する。
内容説明
世界は日米欧の時代からBRICsの時代へとパラダイムシフトするのだろうか。2001年9月11日の同時多発テロ、リーマン・ブラザーズの破綻、そして金融危機。新聞紙上でグローバルな記事を目にしないときはない。それほどに身近な現象が21世紀のグローバリゼーションである。本書は、現代の多国籍企業の戦略に焦点をあてながら、BRICs等の新興経済に注目し、その動向を分析すると共に、その問題点や課題を解明する。
目次
21世紀のグローバリゼーションのゆくえと課題
第1部 21世紀多国籍企業の経営戦略(グローバル企業のITサービス・ネットワーク;独英情報通信産業のグローバルな活動展開;日本多国籍企業のアジア戦略―アジアの三角貿易構造;イノベーションと多国籍企業)
第2部 BRICsの台頭とグローバル経営(中国のWTO加盟と自動車産業の発展―北京現代汽車社と産業集積の発展経路;グローバル化とIT‐BPO産業の発展;ロシア企業の多国籍化;BRICsブラジルの自動車産業の構造転換)
第3部 反グローバリズムの潮流(グローバリゼーションと市場問題;グローバリゼーションと異文化経営;グローバリゼーションと人権、労働、格差問題;グローバリゼーションとグローバル・コンパクト)
グローバリゼーションと21世紀企業のビジネスモデル
著者等紹介
赤羽新太郎[アカハネシンタロウ]
1949年生まれ。明治大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、専修大学商学部教授、博士(経営学)
夏目啓二[ナツメケイジ]
1948年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士課程修了。現在、龍谷大学経営学部教授、博士(経営学)
日高克平[ヒダカカッペイ]
1956年生まれ。駒澤大学大学院経営学研究科博士後期課程満期退学。現在、中央大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 明治期民事裁判の近代化