フィールドワークの技法と実際〈2〉分析・解釈編

個数:
  • ポイントキャンペーン

フィールドワークの技法と実際〈2〉分析・解釈編

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月29日 07時14分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623053551
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

11人の研究者のフィールドにおける苦闘と喜び、エスノグラフィーを書き上げるまでの方法的な葛藤や迷いを生々しく描く。

内容説明

膨大なフィールドノーツから分析・解釈を模索し、エスノグラフィーを書き上げるまで。アフリカ、タイ、パラグアイ、日本のさまざまな空間を舞台に、人、土地、文化に彩られたフィールドから紡ぎだされた11人の研究者たちの物語。フィールドに入りエスノグラフィーを書き上げるまでに、現地で、また研究室で、論考を重ねた研究者が、それぞれの経験、試行錯誤を物語る。それ自身が若き日々の興味に満ちたナラティブストーリーだ。

目次

第1部 技法編(フィールドワークにおけるポジショニング;フィールドノーツの分析;分析結果の解釈とエスノグラフィーの書き上げ;アクションリサーチ)
第2部 実践編(言語と身体の違いを越えて関係を構築する;フィールドでダブルロールを担うとき;モノが語る意味;マルチボーカル・ビジュアルエスノグラフィー;膨大な記述の整理と分析ツールとしてのPCソフト―院内学級における教育的援助研究を例に;リサーチクエスチョンを絞り込む―外国語指導助手の日本における異文化体験研究から:リサーチクエスチョンを変えていく―福祉施設「ユリノキ村」における「逸脱多発」を読み解くまで;微視的データからマクロ要因を読み解く―なぜ教師は疲弊するのか;フィールドと書斎の往復プロセス―タイ農村における国家・学校・子どもの研究から;エスノグラフィーの限界と可能性―ニューカマーの子どもたちと参加型アクションリサーチをめぐって;研究と実践の往還を越えて―パラグアイにおける開発援助と参加型アクションリサーチ)

著者等紹介

箕浦康子[ミノウラヤスコ]
1939年生まれ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、11年間京都家庭裁判所調査官、1973年にカナダに留学。1975年にヴィクトリア大学よりM.A.(社会学)、1979年にカリフォルニア大学ロスアンゼルス校よりPh.D.(文化人類学)を授与される。1980年1月より岡山大学文学部(社会心理学担当)、1993年4月より東京大学教育学部教授(比較教育学担当)、1999年にお茶の水女子大学へ移る。2004年4月に同大学を定年退職後も2006年3月まで開発途上国女子教育協力センター客員教授として、アフガニスタン・プログラムの実施と学位論文指導を続ける。2004年11月より、お茶の水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

25
FW:不安・逡巡・怒りなど感情を伴う。観察者としてフィールドに入ると、居方や動き方が分かるまで、居心地の悪さや不安感に堪える(10頁)。未知との遭遇はフィールドの特徴だが、相対的に見るにはやむを得ないところ。コーディング:データを本質を射抜くような短い語句に置き換えていく作業(20頁)。エスノグラフィー:フィールドワーカーの理解を他者に伝える(44頁)。フィールド感覚を感情として捨ててしまわず、それ自身に着目したAuto-ethnographyを試みる研究者も出てきたという(49頁)。2015/07/16

show_yellow

1
綴られるフィールドワークの発見の中に、時折はっとする気づきがある。集団規範から逸脱とみなされ、排除された人が「自分なりの規範」を掲げて他の人を排除する姿。それを決して排除しないリーダーの存在で集団をキープし続ける微妙なバランス。異分野の本こそ気づきが多い、と改めて気づかされる一冊。2011/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/300002
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。