内容説明
教養の心理学の教科書は、映画の予告編集ではなく、短編集であるべきだ!本書は、心理学を専攻しない読者を主に想定し、心理学の基本的で重要な内容を一通り学ぶ中で、その知見の持つ意味や、実生活の中でそれがどのように役立つのかが具体的に分かるように解説している。もちろん、専門的に学ぶ人にも、心理学の魅力を知ることの出来る入門書となる。
目次
第0章 はじめに―教養としての心理学が目指すもの
第1章 上手に見る・上手に見せる―知覚のしくみ
第2章 物忘れを克服しよう―記憶のしくみ
第3章 人とのかかわりを楽しもう―対人関係の心理学
第4章 自分でやる気をコントロールしよう―動機づけのメカニズム
第5章 メタファーやアナロジーを使った表現に挑戦しよう―思考のしくみ
第6章 悩みながら成長しよう―青年期の心理学
第7章 どのような道を歩んできたのか―発達心理学
第8章 人を支える、人に支えられる―臨床心理学
著者等紹介
藤田哲也[フジタテツヤ]
法政大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
24
★★★☆☆心理学を教養として日常生活に役立てることをコンセプトとした本。心理学を専攻していない大学生を読者として想定している。外国語などの覚え方から脳の仕組み、気分や感情のコントロール方法など、実践に活かせそうな内容が満載です。専門用語も多いですが、研究結果などのエビデンスも豊富なため、腹落ちしやすい深い内容となっています。【印象的な言葉】何かしら失敗した場合であっても、次はどうすればよいのかという視点から自分を振り返り、教訓を引き出しておくことが、かけた時間を成果に結びつけるためにも重要なことなのです。2019/09/16
がっち
5
一般的な心理学がまとめられていて実に勉強になった。単に本をフロイトが〜 ハイダーが〜 とかで分けてるのでなく、コミュニケーションや記憶力と言った分野でよくまとめられているので、実生活でも役に立ちそうである。難しいことは一切なく、本当に教養と言った感じである。B2010/06/23
ひつじろう
2
せっかく買わされた教科書だから読みました2013/06/22
ysmn
1
心理学を専攻しないけれど興味のある大学生に向けた本。読みやすかった。後半の臨床心理学に興味が持てました。2021/08/10
takao
0
ふむ2025/10/08




