内容説明
働く意志と仕事能力がある高齢者がその能力をしっかりと発揮できるような「生涯現役社会」の実現のためにはなにが必要なのか。本書は、マクロ・ミクロの観点、そして政策論から、高齢者の労働に関する全体像を俯瞰する試みである。
目次
第1部 高齢化と労働市場(人口高齢化と高齢者の所得・消費;人口減少・高齢社会の進展と労働市場;高齢者の所得保障―国際比較からみたわが国の特徴)
第2部 高齢者の雇用と就業(高齢者の労働供給;高齢者の労働需要;退職金と企業年金;高年齢者の多様な働きかた―短時間勤務によるワークシェアリングへの展望)
第3部 高齢者の雇用・就業に関する政策・制度(高齢者雇用の国際比較;高齢者雇用法制;高齢者の雇用・就業促進に向けた政策)
「高齢者の働きかた」のまとめ
著者等紹介
清家篤[セイケアツシ]
1954年生まれ。1983年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了、1993年博士(商学)。現在、慶應義塾大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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