ミネルヴァ評論叢書〈文学の在り処〉
名作は隠れている

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623052455
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0395

内容説明

名作は隠れている。大作家の意外に知られていない「意外作」あるいは「問題作」を取り上げ、その作品の持つ意味を探る愉しみへと誘う、異色の文学ガイド。本書では、夏目漱石、宮沢賢治、坂口安吾、カフカ、メルヴィルなど二〇作品を紹介する。

目次

宮沢賢治「やまなし」
カフカ「父の気がかり」
坂口安吾『街はふるさと』
ドストエフスキー『分身』
エミール・ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』
森鴎外「有楽門」
夏目漱石『坑夫』
江戸川乱歩「蜘蛛男」
ジュリアン・グラック『シルトの岸辺』
岡本かの子「夏の夜の夢」
野上弥生子「縁」
フローベール『ブヴァールとペキュシェ』
川端康成『みずうみ』
メルヴィル「バートルビー」
谷崎潤一郎「過酸化マンガン水の夢」
室生犀星『蜜のあわれ』
吉行淳之介「家屋について」
プラムディヤ『人間の大地』四部作
日野啓三「七千万年の夜警」
三島由紀夫『命売ります』

著者等紹介

千石英世[センゴクヒデヨ]
1949年生まれ。文芸評論家、立教大学文学部教授

千葉一幹[チバカズミキ]
1961年生まれ。文芸評論家、拓殖大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nao

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「過酸化マンガン水の夢」 谷崎が外界の刺激物にどう反応し、それをどうトランスフォルメしながら自己の夢想を育んでゆくのか、その創作の原理、生理を生々しく見せた-2013/12/17

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