内容説明
近年、女性の人権を護り、自立を支えるための法律が次々に成立・施行されています。これらの法律を社会に根づかせ、私達の生活に役立てるためには、個々の法律の内容とともに、その原理や全体像を知ることが大切です。多岐にわたる法律を体系化し、やさしく解説します。
目次
第1部 女性法の原理と政策(女性法の生成基盤;女性法の成立;女性法の原理と原則)
第2部 生命・身体の保護(母性の保護;母体の保護;母子の保健;暴力の防止;児童虐待の防止;ストーカーの規制)
第3部 男女の平等の保障(家族生活の男女の平等;雇用における男女の平等の権利;雇用の男女平等の確保;男女の職業と家庭生活の両立;男女共同参画社会の形成)
第4部 性の尊重(売春の防止;児童買春・児童ポルノの処罰;刑法の性に関する罪;セクシュアル・ハラスメントの防止)
第5部 生活の保護(母子家庭等および寡婦の生活の安定;生活の保護)
著者等紹介
高橋保[タカハシタモツ]
1937年長野県に生まれる。1965年明治大学大学院博士課程修了。1981~82年カリフォルニア大学(UCLA)客員研究員。創価大学教授、弁護士。東京経済大学講師、八王子市婦人問題懇談会会長、八王子市公民館運営審議会会長、調布市女性プラン策定懇話会副会長、国分寺市女性行動計画推進委員会副会長、品川区行動計画推進会議部会長、茅ケ崎市女性プラン推進協議会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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