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内容説明
この本では、てんかんのあるおともだちのある日の一場面をとおして、てんかんがどういうものかをしょうかいしています。
目次
第1章 どうしよう!?こんなとき(ありささんの場合―ずるして保健室に!?;こうだいくんの場合―たおれちゃった!;はなさんの場合―なぜか元気がない;けんいちくんの場合―ひとりだけべつの部屋!;かいとくんの場合―授業中にいねむり!? ほか)
第2章 てんかんってなに?(てんかんは発作がくりかえしおこる病気です;てんかんと発作の種類についてしろう;てんかんはなおすことができる;てんかん発作のときしてあげられること;てんかんのある人とつきあうには ほか)
著者等紹介
原仁[ハラヒトシ]
北海道生まれ。1976年3月、千葉大学医学部卒業後、小児科医および小児神経科医としての研修を受ける。1986年4月より、東京女子医科大学小児科講師、同年10月より、国立精神神経センター精神保健研究所室長、1994年4月より、国立特殊教育総合研究所病弱教育研究部長を歴任した。2002年10月、社会福祉法人青い鳥横浜市中部地域療育センター所長就任。知的障害をはじめ、自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害、てんかんなどのある子どもの臨床を専門としている。2006年1月、日本発達障害学会第5代会長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
64
【旧シリーズ突入】 『本書のタイトルにある、 「ふしぎだね!?」 という見方は、当事者にとっては快いものではないかもしれません。しかし、障害のある人とふれあうことなく育ってきた人にとっては、わからないことも多く、「なぜなのだろう」「どうしたらいいのだろう」という気持ちは自然なものです。この気持ちから、障害への理解が始まることを願って本書はつくられました。』/新シリーズ(今まで感想を書いた本)は、 『もっと知りたい』『なにがちがうの?』というタイトルになっています。2015/06/13
つくよみ
56
図書館本:てんかんとは、発作が繰り返し起こる病気。人間は脳内での電気信号のやりとりで、情報を処理したり、身体に命令を出しているが、その電気信号が乱れるために起こる症状である。脳のどの部位で信号が乱れるかによって、部分発作、全般発作、意識の有無などの症状が異なる。てんかんは薬で治療可能な病気ではあるが、その薬には重い副作用もあるので、治療中の副作用自体も、症状の一つといえるかもしれない。発作が起こった人の傍にいた場合に、落ち着いた対応を取るためにも、てんかんと言う病気の存在を知ることが重要であろう。2013/11/21
sonic
24
図書館本。以前、接していたにも関わらず、どんな病気なのかすっかり忘れていた。当時は、発作も出ていなかったから、あまりピリピリしていなかったんだろうけど、改めて勉強し直すことができて、良かったです。2015/11/06
tokkun1002
10
2008年。脳出血後、てんかんの薬を飲んでいる。症候性と云うらしい。痙攣とか意識不明とかは、脳出血のとき以来ないな。側頭葉の場合耳にくるのか。僕の場合、めまいはこれかもしれない。毎日薬を飲もう。2019/05/31
きるきるふわっち
7
てんかんのひとが倒れても、安全な場所であれば、5分以内に意識が戻ってけろっとしてる。5分以上意識がないのが続くと危ない。救急車。その知識を得られて良かった。もしも倒れても、てんかんって知っていれば慌てずにすむ。2014/01/16