村田良平回想録〈下巻〉祖国の再生を次世代に託して

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  • サイズ A5判/ページ数 413,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623050925
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3023

内容説明

時代は昭和から平成に移り、村田の外交官人生もクライマックスを迎える。退官後も精力的に自らの経験を語り、日本が直面する危機に国民がどのように立ち向かうべきか訴えてきた国士が、日本人に伝えたいメッセージとは?長年論じられてきたテーマに、今、終止符が打たれる。

目次

第8章 外務事務次官時代
第9章 駐米大使時代
第10章 ドイツ大使時代
第11章 退官後の生活
第12章 退官後の国際情勢―回顧と展望
第13章 後に続く世代への願い
第14章 日本人よ、恥を知り、矜持を持て

著者等紹介

村田良平[ムラタリョウヘイ]
1929年生まれ。1952年京都大学法学部卒業、外務省入省。条約局外務参事官、駐アラブ首長国連邦大使、中近東アフリカ局長、経済局長、駐オーストリア大使、外務事務次官、駐アメリカ合衆国大使、駐ドイツ連邦共和国大使を歴任。1994年退官、外務省顧問(~2000年)。1995年青山学院大学国際政治経済学部教授(~98年)。2000年日本財団特別顧問(~05年)。2008年民間外交推進協会常任副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Akkikky

1
伊藤貫氏が勧めていらっしゃったので12-14章を拝読。主に米国との対外関係だけでなく、戦後日本の精神的な貧困化への嘆き、憂い。同じ問題意識を持つだけに心に響きました。上梓後10年経つが、国家レベルでも醜態を晒しつづけ、草の根レベルでも危機感を持たない方が大半。一度落ちきるところまで落ちないと気づかないんだろうなと思う。2019/04/02

030314

0
外交官の仕事を知る機会は、なかなかない。政治がどんなふうに行われているのかを知るのには、読むととても良い。外国にいる人ほど、日本人というものを考えるという。外交官もきっとそうだろう。常に、日本人として毅然と、信念を持って、仕事をこなしていたように読める。勉強になった。戦争に対して、考えを固めることができた。2018/11/06

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