内容説明
第3次石油危機ともいわれる現在、資源小国日本における石油・ガス企業の国際競争力はどのようなものなのか。組織形態、企業統治、雇用形態、経営システムの現場調査から企業の深部を分析、日本の製造業および国際メジャーなどとの比較を通じ、同業界において日本企業が成功するための条件を解き明かす。
目次
第1章 日本の石油・ガス産業の歴史と構図―開発事業を中心に
第2章 日本石油・ガス企業の開発生産現場
第3章 国際メジャー・準メジャー・大手国営企業の競争優位
第4章 日本製造業の競争優位と石油・ガス産業への適用可能性
第5章 日本における新エネルギー産業の展望
第6章 日本石油・ガス企業の国際競争力獲得に向けて
著者等紹介
安保哲夫[アボテツオ]
1937年ピョンヤン生まれ。1962年和歌山大学経済学部卒業。1967年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(1985年経済学博士)。1965年~1998年法政大学社会学部助教授を経て東京大学社会科学研究所教授。1998年~2008年帝京大学経済学部教授。1984年~現在、ベルリン自由大学、早稲田大学、レンヌ大学1など、客員教授。現在、帝京平成大学現代ライフ学部経営マネジメント学科教授、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。