内容説明
1990年代以降も批判的議論に屈せず07年5月に没するまで精力的に著作を発表し続けたチャンドラー。本書は、最新著作までの新たな主張を検証し、彼の分析はいかに形成され、また実際の現象をいかに描いたのかを探求。チャンドラー経営史観への正確な理解を目指す。
目次
第1章 組織能力ベースの現代企業発展史観の成立
第2章 第2次世界大戦後の現代企業と組織能力
第3章 ハイテク産業における現代企業と組織能力
第4章 現代企業の組織能力と事業システム
第5章 「チャンドラー型企業」は衰退しつつあるか
第6章 長期存続大企業の急減と組織能力・事業システム
著者等紹介
橋本輝彦[ハシモトテルヒコ]
1944年生まれ。1966年東北大学経済学部卒業。東北大学大学院経済学研究科を経て、立命館大学経営学部教授。経済学博士(東北大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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