内容説明
ケネー、スミス、マルクスらの経済学の伝統を継承した政治経済学の入門書。経済システムを社会システムの広がりのなかで考察。資本主義のシステムの構造、制度的な基礎とグローバル化のなかでの変容についてわかりやすく解説する。
目次
政治経済学とは何か―その意味とねらい
第1部 資本主義システムの基本構造(人間と社会と自然;市場経済の生成と商品;貨幣と市場経済の発展;市場の機能と欠陥;余情価値の生産;再生産と蓄積)
第2部 資本主義の制度的基礎(生産システムとその変化;国家の経済への介入とその変化;資本主義の多様性と制度補完性―資本主義対資本主義の時代)
第3部 グローバル化と現代資本主義の変容(労働の規制緩和と雇用システムの変容;新しいコーポレート・ガバナンス;グローバル化の挑戦と福祉国家の再編;地球環境問題と経済成長の限界)
著者等紹介
若森章孝[ワカモリフミタカ]
名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、関西大学経済学部教授
小池渺[コイケヒロシ]
関西大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、関西大学経済学部教授
森岡孝二[モリオカコウジ]
京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。現在、関西大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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