内容説明
これまで人に「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」を詳しく振り返り、自己や他者への理解を深める内観療法は、現在さまざまな領域でさかんに活用されており、海外にも広まりつつある。本書では、内観療法の背景にある歴史や理論、活用の仕方などについて解説した上で、具体的な事例を多数紹介し、考察する。
目次
第1部 解説編(内観療法の技法と理論;心理臨床における内観療法―臨床心理士の視点から;海外における内観療法1 欧米における内観の発展;海外における内観療法2 アジアにおける内観の発展;内観療法の活用1 カウンセリングと内観療法 ほか)
第2部 事例編(健康な人の内観研修;不登校;非行;引きこもり;社会不安障害 ほか)
著者等紹介
三木善彦[ミキヨシヒコ]
奈良内観研修所所員。帝塚山大学心理福祉学部教授。大阪大学名誉教授
真栄城輝明[マエシロテルアキ]
大和内観研修所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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