内容説明
われわれはどこから来て、どこへ行こうとしているのか?経済から生活文化にいたるまで、失われゆく日本人の「社会性」を総合社会学的に考察し、しつけ崩壊から国家戦略まで、現代日本の社会が直面する課題にゲーム理論で切り込む。ケーザイからケータイまで、経済の動向から社会の変化へ、さらにIT化で変わりつつある生活意識まで。日本社会のいまを探る「大人の社会科」。
目次
第1部 日本の社会はいま(日本の社会はいま;経済はどう変わったか;社会構造はどう変わったか;文化はどう変わったか;新しい流れ?―オンラインコミュニティ・出会い系サイトと「愛」の文化)
第2部 怒りはどこに(社会性のゆくえ;「信頼」のゆくえ;「安心」のゆくえ;「怒り」はどこに)
著者等紹介
鈴木正仁[スズキマサヒト]
1943年愛媛県生まれ。1966年京都大学文学部卒業。1972年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都府立大学文学部講師、愛知県立大学文学部助教授を経て、滋賀大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。