目次
第1部 社会福祉とは何か(社会福祉とは何か;東京都養育院の百年;慈恵・慈善からの脱皮)
第2部 現代生活と社会福祉(貧困問題と生活保護;現代家族と福祉需要)
第3部 社会福祉の実際と問題点(児童福祉;高齢者福祉;障害者福祉)
著者等紹介
一番ケ瀬康子[イチバンガセヤスコ]
1945年日本女子大学家政学部三類(社会事業専攻)卒業。1959年法政大学大学院社会科学科修士課程修了(経済学博士)。日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sabato
1
資料としては古いが、渋沢栄一の話題や近代化する日本の中でどう福祉の視点がはいってきたのかがわかる。一見、教科書っぽい見た目だが中身はとてもわかりやく読みやすい。良い1冊。2020/05/06
ゆう。
0
社会福祉のテキストといった感じの本ですが、大切なことがわかりやすく書かれていたように思います。人間が人間らしく生きるためにトータルに生活をとらえることの重要性が一番ヶ瀬先生は述べられています。また、生涯福祉の視点、自己実現こそが社会福祉実践にとって大切なことだと述べられています。社会福祉の情勢はめまぐるしく変わるため、各論では情勢を考慮しながら読む必要はありますが、社会福祉の良質な入門書でもあると思いました。2013/11/14