内容説明
山陽新聞で連載中(2007年6月現在)の「アルツハイマーの母を支えて」を一部加筆・修正し一冊にまとめた。前著『アルツハイマー在宅介護最前線』から2年。現在もアルツハイマーの母を在宅で介護する著者が約5年間の介護生活を赤裸々に記している。「がんばらない」介護なんてない、介護は頑張らないと継続できない、と介護者の一人として介護をホンネで語る。
目次
第1章 息子が母を介護するということ(“お母さん”でなく“和ちゃん”と呼ぶこと;アルツハイマー病という病;介護ライターとして伝えたいこと ほか)
第2章 「がんばらない」介護なんてない!(在宅介護の限界点;不穏;関節炎と骨粗鬆症 ほか)
第3章 五年目の介護生活(要介護状態区分;不服申立て;要介護四の理由 ほか)
著者等紹介
野田明宏[ノダアキヒロ]
1956(昭和31)年、岡山市生まれ。岡山東商業高校では野球部に在籍。背番号13ながら甲子園出場。国士舘大学政経学部卒業後、視野を広げるために多くの職業を転々とし、海外50カ国を一人旅。中央アメリカにはグアテマラを中心に約2年間滞在。内戦下のエルサルバドルでは政府軍パトロールに同行取材。その後、父親の介護をきっかけに老人介護をライフワークに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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