内容説明
澤柳政太郎(一八六五~一九二七)。教育学者、教育行政家、成城教育の創始者。明治中期から大正末にかけて、日本の教育界の育成に自らの一生を捧げたこの人物を、教育の荒廃が叫ばれる今こそ我々は改めて想い起こす必要があるのではなかろうか。この書はその際のささやかな手がかりとなることを願って執筆されたものである。
目次
第1章 生い立ち
第2章 人生修行の始まり
第3章 再び文部省に
第4章 東北・京都両帝国大学総長時代
第5章 帝国教育会会長就任と、成城小学校設立と
第6章 国際的協調への努力と、成城学園の発展と
第7章 没後に残したもの
著者等紹介
新田義之[ニッタヨシユキ]
1933年生まれ。東京大学教養学部教養学科ドイツ科卒業。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了。東京大学名誉教授、学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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