内容説明
被害を受けた当時者の被害の回復を支援するために、地域社会で何ができるか。被害当時者の証言からDVの実態を浮き彫りにするとともに、DV防止法と支援の問題点を把握し、これからの被害者支援のあり方を提示した、実践するための「ガイド」本。
目次
第1部 現実編―DV被害を受けた当事者の証言(DVからの生還;もう一つの拉致事件とその悲劇;外国籍女性の経験)
第2部 理論編―DV防止と被害当事者支援(日本におけるDVの実態;DV防止法制定から改正へ;改正DV防止法における「自立」支援;これからの被害当事者支援―生活再建支援を中心に)
著者等紹介
戒能民江[カイノウタミエ]
1973年早稲田大学法学研究科民事法学専攻博士課程単位取得満期退学。東邦学園短期大学教授を経て、お茶の水女子大学生活科学部教授。専門研究分野 フェミニズム法学、家族法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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