内容説明
長年の国際ジャーナリスト経験をもとに、実践的な文章技法を探るとともに、現代社会の深層に迫る。本書は、ルポやエッセーから記事・論文・書評・本の書き方まで様々な文章の構造を解析する中から、メディア時代に対応した新しい表現思想の地平を浮上させる試みでもある。マスコミやライターをめざす人たちに必携の書。
目次
第1章 非日常体験から生まれる表現力
第2章 書くことは生きること
第3章 世界の実像に迫る文章技法
第4章 時代に斬り込む視点と論理
第5章 生きる力と言葉のダイナミズム
第6章 本を書くということ―情熱のかたち
第7章 表現する世界―メディア危機に抗して
第8章 地球のゆくえ・人間のゆくえ
著者等紹介
山本武信[ヤマモトタケノブ]
1954年福岡県出身。九州大学哲学科卒業。共同通信社ボン特派員、フランクフルト支局長、経済部次長、大同工業大学教授などを経て2005年4月から阪南大学国際コミュニケーション学部教授。この間、ヨーロッパを中心に世界40ヵ国以上で取材した。専門はメディア論、国際ジャーナリズム論、ヨーロッパ論、現代文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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