内容説明
公民権運動は何をもたらしたか―黒人、アラブ人、ムスリムたちによる政治参加がアメリカ政治の枠組みに与えた影響を解明する。
目次
第1部 黒人政治家と黒人運動のダイナミクス(黒人“政治家”の台頭と没落―尾を引く人種問題;黒人にとっての民主党問題―黒人社会・運動・民主党のダイナミクス)
第2部 南部における共和党の台頭(黒人の政治参加と南部民主党の変容―黒人州知事誕生の文脈;ニュー・デモクラットの台頭と民主党の党内改革運動―民主党指導者協議会(DLC)の発展を中心に
共和党の新南部戦略―南部における黒人多数派選挙区の創設と政党再編成)
第3部 アメリカのムスリム(共和党政権とアラブ・イスラム―ブッシュ政権のアラブ・ムスリム対策を中心に;アメリカの黒人イスラム教団―ネイション・オブ・イスラムについて)
著者等紹介
松岡泰[マツオカヤスシ]
1951年熊本に生まれる。1975年立教大学法学部卒業。1981年成蹊大学大学院法学政治学研究科博士後期課程修了。1981‐84年立教大学法学部助手。1986‐94年愛知県立大学外国語学部助教授。1994年熊本県立大学総合管理学部教授。この間、ジョンズ・ホプキンズ大学及びメリーランド州立大学にて客員研究員。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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