内容説明
家族形態の多様化の中、一層深刻化するアメリカの家庭内暴力・虐待―インターネットの普及などで、ようやく日本でも注目されるようになったこれらの問題について、四半世紀以上前から取組んできた著者が、社会学的視点での理解の重要性を改めて説く。
目次
序章 家庭内暴力の正しい理解へ向けて
第1章 多様なアメリカの家族
第2章 社会問題としての家庭内暴力―ライフ・コース的視点と社会学的考察
第3章 子ども虐待
第4章 親密な間柄の者同士の暴力
第5章 子どもと青少年の暴力
第6章 高齢者虐待
著者等紹介
熊谷文枝[クマガイフミエ]
1943年生。1976年アメリカニューハンプシャー大学大学院社会学部博士課程卒業(Ph.D.、社会学博士)。現在杏林大学・大学院国際協力研究科および外国語学部教授
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