内容説明
「大人社会が次世代を育む心を失う危機にある」今、これまでの過度の「学校への依存」から、学校が果たすべき役割はもとより、家庭や地域が担うべき役割をそれぞれ明確にし、双方向の信頼関係の上に立った新たな協力関係の構築が必要とされている。そこで、本書では、全国の教育関係者から注目されている京都市の積極的な取組のひとつであり、その先進性から市民教育フォーラムとして全国の魁ともいえる「地域教育フォーラム・イン京都」での感動的な報告・熱い討議をもとに、地域教育の重要性・必要性そして具体的方策を提言する。学校がかわる、地域がかわる、そして子どもの育ちがかわる…。古都・京都における先導的な「人づくり・まちづくり」の営みは、まさに瞠目に値する。
目次
第1章 日本の教育は京都から!(京のひとづくり―人づくりの美、ものづくりの美)
第2章 地域教育のすすめ(地域教育専門主事室からの発信)
第3章 学校と家庭・地域の連携(地域との連携―地域に聞く・地域が開く;市全体を子どもの学びと育ちの場に―「みやこ子ども土曜塾」 ほか)
第4章 地域と結び付く教育(地域に根ざし、子どもの個性を伸ばす―「総合的な学習の時間」;地域とともに心を育てる―「心の教育」)
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