出版社内容情報
子どもが子どもらしく生きるためにできる事。
内容説明
地域の共同性が失われ、家庭の機能が外注化されるなど、子どもが子どもらしく生きるのが困難な現代社会。子育ての社会化が重要な課題である今、保育園から見た子ども・子育ての風景と、それに応える保育・子育て支援の保育園での実践を描く。
目次
第1部 保育園から見える風景(保育園の変貌;子どもの育ちに見られる危うさ;家庭の変化と子育て;子育て支援とは何か)
第2部 保育園の現在(保育園というところ―子どもの生きる現場;保育園の取り組み―解体保育;生活の再構築;遊びと行事の再構築;子育て支援)
著者等紹介
前原寛[マエハラヒロシ]
1958年生まれ。東京大学文学部心理学専修課程卒業。筑波大学大学院文芸言語研究科応用言語学専攻修了。鹿児島県・安良(やすら)保育園園長。そのほか、第一幼児教育短期大学等で非常勤講師を勤める。保育園園長として「解体保育」の実践に取り組むとともに、園児の保育実践と地域の子育て支援との融合について研究的関心を持っている
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