内容説明
「生き続けるか、消え失せるか、それが問題だ…」本書は、作家紹介のほか、同時代の文学・文化的側面などから面白いエピソードを交えながら作品を紹介。400年の時空を超えた「世界演劇」の名作の世界へようこそ。
目次
1 シェイクスピアの世界への招待(ドラマティストとドラマの誕生;『ハムレット』はいかに読まれてきたか)
2 ドラマを生んだ風土(宇宙としての劇場;ペンと復讐―文字を書くハムレット ほか)
3 いま読み直す『ハムレット』(『ハムレット』は悲劇か―「四大悲劇」と観客の意識;ハムレットの母と恋人―ジェンダーの視点から ほか)
4 時空を超えて(舞台上の悩める王子たち;スクリーンにみる『ハムレット』―演劇的自意識と映像 ほか)
著者等紹介
青山誠子[アオヤマセイコ]
1956年東京大学大学院修士課程修了。元青山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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