出版社内容情報
現在までのアメリカ外交の歩みを概観する。
内容説明
本書は、アメリカ外交の思想、流れを取り上げた概説書である。まず第1部で、アメリカの対外政策を理解するうえで不可欠なアメリカ外交の基調、外交戦術、アメリカ外交政策を策定する人とそれを支える制度を扱う。第2部は、超大国アメリカが世界戦略に基づいて諸地域と結んだ関係とその展開を、歴史的に時間と空間、アクションと反応の両軸から扱い、第3部では、私たちが現在、直面している地球規模の全人類的諸問題をアメリカ外交と関連させながら主題別に扱った。
目次
アメリカ外交史研究の歩み
第1部 アメリカ外交の国内的文脈(アメリカ外交の基調;アメリカ外交の戦術;アメリカ外交政策の策定)
第2部 第二次世界大戦後アメリカの対外関係(西半球;西欧;ロシア・東欧 ほか)
第3部 アメリカ外交をめぐる主要課題(人権と民主主義;地球環境保護;移民 ほか)
著者等紹介
松田武[マツダタケシ]
1945年姫路市に生まれる。1979年米国ウィスコンシン大学大学院修了(Ph.D.)。大阪外国語大学外国語学部教授、副学長・理事。専門領域はアメリカ史・アメリカ政治外交史・アメリカ=東アジア関係史
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