出版社内容情報
古代から現代まで社会思想の発展を辿る。
内容説明
社会思想とは、社会のなかで生きる人間が、社会について考えることである。人間が人間として生きていく場合には、必ず人間と人間との結合すなわち社会が存在した。人間が自分のまわりに自分とは違ったことをして生活している人々を見いだしたとき、社会を意識しはじめるのである。社会思想は、社会のなかでの人間の主体的な生き方から出発する。本書は、社会思想の通史として、地域的・分野的に広くカヴァーし、古代ギリシァから現代までを取り扱う。
目次
社会思想とは何か
古代
中世
ルネサンスと宗教改革
市民社会の成立
資本主義と階級対立
後進国の近代化
資本主義と社会主義
資本主義社会の成熟―一八四八年から一八七一年まで
帝国主義と世紀末
戦間期の思想―第二次世界大戦終了まで
戦後思想の諸潮流
著者等紹介
水田洋[ミズタヒロシ]
1919年9月、東京に生まれる。1941年12月、東京商科大学卒業。名古屋大学名誉教授。日本学士院会員。専攻は社会思想史、経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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