内容説明
高齢社会をむかえた現代社会に必要な社会保障、年金制度とは?社会保障の考え方を理解するとともに、新しい年金制度の詳細な解説を行い、第11章では11の事例をとりあげる。そして、今後の課題として、第12章では永続的な制度にするために、家族法の扶養、企業の役割などを読み解いていく。また、学ぶ者に重要なポイントがわかるように、付録で77の設問を加えている。
目次
高齢社会と社会保障
第1部 社会保障(社会保障の内容;社会保険―年金、医療、介護;社会保険―労働保険(労災、雇用)
民間保険と外国の社会保障)
第2部 年金制度(年金制度の仕組み;現行の公的年金の老齢給付;現行の公的年金の障害給付と遺族給付;現行の共済年金;その他の年金;企業年金と個人年金;事例;年金の課題と関連制度および分野)
著者等紹介
本沢一善[ホンザワカズヨシ]
1938年東京都に生まれる。1961年東京教育大学文学部社会科学科法律政治学専攻卒業。1987年2月より産経新聞に「年金のQ&A」を2000年3月まで連載。1993年第一勧業銀行を定年により退職後、第一勧銀総研など関係会社在籍、2000年2月退職。2000年東京福祉大学助教授。現在、健康科学大学助教授
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