現代世界経済叢書
アフリカ経済論

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623041602
  • NDC分類 332.4
  • Cコード C3333

出版社内容情報

アフリカ経済の特徴と課題を明らかにする。

内容説明

アフリカほど、生産や輸出の低迷、武力紛争と民主化、構造調整、貧困の深まりなど、今日の世界の直面しているほとんどの問題が凝縮して発生している地域はないだろう。2001年、アフリカ諸国は停滞を打ち破り、未来を切り開こうと「アフリカ開発のための新パートナーシップ」を採択し、大きく変わろうとしている。日本も、こうした動きに呼応して東京アフリカ開発会議を開催するなど、アフリカ支援を強めている。アフリカとのよりよい関係を築き上げていくためにも、今後いっそう理解を深めていく必要がある。本書では、植民地以前から構造調整に至る経済の歴史や政治と社会の変動のありようを紹介するとともに、今日のアフリカ経済を、製造業、農業、貿易、債務問題、HIV/エイズ、援助など多角的視点から考察した。

目次

アフリカ経済を考える
第1部 歴史のなかのアフリカ経済(近代以前のアフリカ経済;植民地化とその経済的影響;独立後アフリカの経済政策)
第2部 現代アフリカの産業と社会(構造調整政策―枠組み、実施状況と帰結;製造業の発展と停滞;農業と食糧生産;農村社会の変容;HIV/エイズ問題)
第3部 国際経済とアフリカ(アフリカと国際貿易;累積債務問題と債務削減;日本のアフリカ援助外交)
第4部 アフリカ経済の課題と展望(激動するアフリカ―1990年代以降の変化)
アフリカ経済の展望―21世紀への展望と挑戦すべき課題

著者等紹介

北川勝彦[キタガワカツヒコ]
1947年大阪府に生まれる。1975年関西大学大学院経済学研究科博士課程単位取得後退学。現在、関西大学経済学部教授、博士(学術)

高橋基樹[タカハシモトキ]
1959年東京都に生まれる。1984年東京大学経済学部卒業。1991年ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院修了。現在、神戸大学大学院国際協力研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

1
通読ではなく、必要な章だけを読んだ。第1章から第3章までと、第12章と最終章。著者の他の著作を多少読んでいるので、論点の確認にはよかった。2012/07/21

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