出版社内容情報
社会調査の多面的なダイナミズムを活写する。
内容説明
近代ドイツにおける社会調査の歴史を、その多様な展開をうながした時代的文脈に留意しつつ整序する。そして、アカデミズムの内外で展開された多種多様な社会調査と、その周辺で生じた種々の「出来事」に関与した同時代人の「社会的営為」から、経験的社会学の生成にむけた軌跡を素描する。
目次
社会調査史研究の視点
帝国統一以前の社会調査
ビスマルク時代の社会調査
農業労働調査とM.ヴェーバー
実践的な社会調査の新展開
学問的な社会調査の新展開
A.レーフェンシュタインのアンケート
M.ヴェーバーの精神物理学研究
社会政策学会の工業労働調査
社会政策学会の討議
社会学会の設立と新聞調査
ワイマール時代の社会調査
社会学と社会調査の交流
経験的社会学の脈動
著者等紹介
村上文司[ムラカミブンジ]
1949年北海道旭川市に生まれる。1979年立命館大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。釧路公立大学経済学部教授。専攻、社会学総論、産業社会学、社会調査論
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