イギリス帝国経済史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 547p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623040919
  • NDC分類 332.33
  • Cコード C3033

出版社内容情報

徹底した実証分析の成果を分野別に編集。

目次

第1部 イギリスにおける反帝国主義思想(イギリスにおける帝国主義論の生成;19世紀中葉のイギリスにおける「反植民地主義」について ほか)
第2部 イギリスの産業独占(イギリスにおける産業独占形成の一側面―第1次世界大戦前における綿業・鉄鋼業のコンビネーション;イギリス鉄鋼業における集中 ほか)
第3部 イギリスの資本輸出(19世紀イギリス帝国主義像の一側面―投資的帝国主義像(ホブスン・ストレイチー説)の再検討
イギリスの資本輸出と帝国市場―古典的帝国主義期における植民地の2類型 ほか)
第4部 英領マラヤ経済史(The Origins of British Colonialization of Malaya with Special Reference to Its Tin;19世紀後半におけるマラヤ錫鉱業の発展―中国人錫企業の特質をめぐって ほか)
第5部 アフリカ経済史(アフリカの経済発展;アフリカにおける植民地支配のインパクトをめぐる若干の考察)

著者等紹介

山田秀雄[ヤマダヒデオ]
1917年京都市に生まれる。1941年東京商科大学本科卒業(商学士)。1942年東京商科大学助手。1963年一橋大学経済研究所教授。1981年津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。1988年八千代国際大学(現・秀明大学)政治経済学部教授。2002年12月25日逝去
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感想・レビュー

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hajimemasite

3
正直、個々のケーススタディにはそこまで興味がなかったので、割りと斜め読みしつつの読了。昨今、イギリスの懐古主義である程度あの頃はよかった的な話がされるイギリス帝国が、貿易赤字と投資の黒字で成り立っているのは知っていたが、全体の構造とその両者を大まかに各地域ごとに扱い、読みやすかった。が、インドと中国の扱いが小さいので、本質的に概論書ではなく研究書だなという印象。また、古い著書なので全体的に論が古くなっているのだろうなという意識も必要。2017/07/08

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