内容説明
現代日本の労働法政策について、歴史的な概観を踏まえたうえで、具体的な労働立法の政策決定過程を跡づける。
目次
１ 労働法政策序説（労働の文明史；近代日本労働法政策の諸段階 ほか）
２ 労働市場法政策（労働力需給調整システム；雇用保険制度 ほか）
３ 労働条件法政策（労働基準監督システム；労働者災害補償保険制度 ほか）
４ 労働人権法政策（男女雇用均等法政策；職業生活と家庭生活の両立 ほか）
５ 労使関係法政策（集団的労使関係システム；労使協議制と労働者参加 ほか）
著者等紹介
浜口桂一郎［ハマグチケイイチロウ］
１９５８年大阪府に生まれる。１９８１年東京大学教養学科（相関社会科学分科）卒業。１９８３年東京大学法学部卒業、労働省入省。欧州連合日本政府代表部一等書記官、労働福祉事業団総務課長、衆議院厚生労働調査室次席調査員等を経て、現在、東京大学大学院法学政治学研究科附属比較法政国際センター客員教授
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