出版社内容情報
ジェンダー視点からの社会福祉政策の再構築。
内容説明
ジェンダー視点からの社会福祉政策の再構築。介護・育児・貧困の女性化・買売春・年金・DV―潜在するジェンダー課題を読み解くフェミニストたちの挑戦。
目次
序章 フェミニスト社会福祉学をめざして―ジェンダー視点を据えた社会科学として
1章 福祉労働のジェンダー課題―介護労働の専門性
2章 高齢社会と介護の社会化―介護役割の男女共同化をめざして
3章 育児支援政策の展開―子育ての社会化に向けて
4章 貧困と女性―潜在化する「貧困の女性化」が表象するジェンダー問題
5章 買売春の変遷と婦人保護事業の現代的展開―女性の人権の確立と買売春の根絶
6章 ソーシャルワーク実践の再構築―フェミニスト・パースペクティブがもたらすもの
7章 社会福祉現場における「相談」業務―フェミニズムの視点から
8章 ジェンダーから見た障害者問題―女性障害者の「自立」支援策の構築をめざして
9章 男女共同参画政策のジェンダー分析―ジェンダー視点での行政評価の可能性をめぐって
10章 社会保障改革とジェンダー―女性の年金問題と年金制度改革を中心に
著者等紹介
杉本貴代栄[スギモトキヨエ]
金城学院大学現代文化学部福祉社会学科教授
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