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Minerva21世紀ライブラリー
人間存在論―現象学と仏教に基づく存在論の試み

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  • サイズ B6判/ページ数 240,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623040025
  • NDC分類 114
  • Cコード C3310

内容説明

人間とはなにか。その謎は、断片的知識がふえることで、むしろ深まっている。本書では、サルトル、日蓮、ハイデッガーや西田幾多郎、埴谷雄高の『死霊』などによりながら、欠如、無、認識、死、永遠、同一性を通して人間存在を論じる。

目次

第1章 欠如について(サルトルのいう無;サルトル批判を介して ほか)
第2章 関係性としての存在と世界(欠如と世界;世界における無 ほか)
第3章 認識の存在論(存在運動としての認識;近代哲学における認識論批判 ほか)
第4章 死の存在論(ハイデッガーの「死への存在」について;死は共同体的 ほか)
第5章 永遠について(埴谷雄高『死霊』粗描;近代哲学における同一律 ほか)

著者等紹介

竹原弘[タケハラヒロシ]
1947年徳島生まれ。1972年早稲田大学文学部卒業。1975年早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。1979年大正大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程満期退学。徳山大学経済学部教授を経て、現在、四国大学文学部教授。専門は西洋哲学
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