出版社内容情報
実生活と企業活動の両国における展開を分析。,,,
内容説明
本書は、単にマーケティングの戦略論を論じるのではなく、生活世界を企業活動領域に対置して、マーケティングが現代社会において有する意味を考察する。これまでの商業論や流通経済論の伝統的な方法を発展させ、米国のマクロ・マーケティング論に接近して新たな研究枠組みの確立を目指し、生活世界とマーケティングの最新動向を、都市社会の実態分析から明らかにすることを目指している。
目次
現代マーケティングの分析視角
第1部 マーケティングと複合的ネットワーク(システム論的マーケティング分析の射程;複合的ネットワークとリレーションシップ)
第2部 転換する消費生活(製品差別化競争と消費者;ポストモダンの消費分析;生活実践と生活様式)
第3部 情報・サービス経済下のマーケティングと消費生活(情報化社会の流通ネットワーク;マーケティング戦略拠点と都市の階層構造;流通情報水準と都市の発展パターン ほか)
著者等紹介
吉村純一[ヨシムラジュンイチ]
1962年福岡県生まれ。1990年福岡大学大学院商学研究科博士課程後期満期退学。現在、熊本学園大学商学部教授。専攻、マーケティング論
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