出版社内容情報
【内容】
失語症を乗り越え社会復帰にいたるまで
50代の若さで突然脳卒中に倒れた夫と、その闘病生活を支えた妻がそれぞれの立場から体験を綴った夫婦二人三脚のエッセー。さらに、卒中患者をとりまく社会状況や医療体制の問題を提起し、今後のあり方を問います。
【目次】
はしがき
Ⅰ 脳卒中で倒れる
1 前兆のようなもの
2 急性期治療
3 「慢性期」治療はリハビリ病院で
4 教壇への復帰
5 脳卒中の後遺症とどう付き合うか
Ⅱ 妻から見た夫の病気
6 倒れた日のこと
7 家族の事情
8 夫のリハビリ
終 中高年世代の憂鬱
資料 高齢化と老人医療:脳卒中問題を中心に
あとがき
内容説明
高齢者にとって不治の「国民病」といわれている脳卒中。助かって気がついた時にはそれまでの身体ではなくなっている恐ろしい病気。本人につきつけられた厳しい現実はなおのこと、その家族に与える影響もはかりしれないものがある。本書は、五〇代の若さで突然脳卒中に倒れた夫と、その闘病生活を支えた妻がそれぞれの立場から体験を綴った夫婦二人三脚のエッセー。さらに、卒中患者をとりまく社会状況や医療体制の問題を提起し、今後のあり方を問う。
目次
第1部 脳卒中で倒れる(前兆のようなもの;急性期治療;「慢性期」治療はリハビリ病院で;教壇への復帰;脳卒中の後遺症とどう付き合うか)
第2部 妻から見た夫の病気(倒れた日のこと;家族の事情;夫のリハビリ)
中高年世代の憂鬱
資料 高齢化と老人医療―脳卒中問題を中心に
著者等紹介
藤本建夫[フジモトタテオ]
1946年生まれ。1969年岡山大学法文学部経済学科卒業。1974年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、甲南大学経済学部教授、経済学博士
藤本芳子[フジモトヨシコ]
1953年生まれ。1976年神戸大学教育学部卒業。神戸市立大開小学校教諭。1980年神戸市立有馬小学校退職。1994年主任児童委員として地域の子育て支援活動に関わる。1995年夫の発病で主任児童委員を退嘱。現在、つばさグループ(ダウン症児の親子サークル)世話人。その他地域で青少年育成活動に携わる
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感想・レビュー
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