出版社内容情報
【内容】
個と社会という二分法そのものへの疑問から、よく知られたホーソン実験や孤独感の研究、血液型の研究など、これまで蓄積されてきた社会心理学の資料を、日常生活の中で読み直すことによって新しいストーリーをつくりあげようとする試み。個体内、個体間、社会行動を一貫する人間の行動システムの新しい鳥瞰図を描き出そうとする大胆な発想!
【目次】
序 社会的動物としての人
1 道具としての他者と目的としての他者
2 人間関係、集団・組織体の成り立ち
3 人間関係に生じる矛盾とその統合の過程
4 人間関係が人をつくる
5 人、人間関係、社会
終 本書の仮説と仮説構成の方法
内容説明
個と社会という二分法そのものへの疑問から、よく知られたホーソン実験や孤独感の研究、血液型の研究などこれまで蓄積されてきた社会心理学の資料を、日常生活の中で読み直すことによって新しいストーリーをつくりあげようとする試み。個体内、個体間、社会行動を一貫する人間の行動システムの新しい鳥瞰図を描き出そうとする大胆な発想。
目次
序章 社会的動物としての人
第1章 道具としての他者と目的としての他者―人間関係・組織過程の二重構造
第2章 人間関係、集団・組織体の成り立ち―原型としての成立過程と現象型
第3章 人間関係に生じる矛盾とその統合の過程―道具としての関係と目的としての関係の矛盾
第4章 人間関係が人をつくる
第5章 人、人間関係、社会
終章 本書の仮説と仮説構成の方法
著者等紹介
永田良昭[ナガタヨシアキ]
1935年東京生まれ。1959年京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業。1964年京都大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程退学。鉄道労働科学研究所研究員、京都大学文学部助手、大阪女子大学学芸学部助教授、学習院大学文学部助教授、教授を経て現在、学習院大学長・教授(兼任)、文学博士
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