出版社内容情報
【内容】
福祉国家の危機を克服する方途は――
福祉国家から福祉社会へ、さらに新しい地域福祉の創造と地域社会政策の可能性を模索する。
本書は福祉国家の超克を試みた書である。福祉国家を社会政策の現代的展開形態だと位置付けたうえで、福祉国家から福祉社会への転換、福祉社会に基礎付けられた新しい地域福祉の創造と地域社会政策の可能性を社会政策学の方法論として検討する。
【目次】
はしがき/図表一覧
序 福祉国家の危機と現代社会政策の課題
一 福祉国家の危機をめぐって
1 福祉国家の危機と福祉社会への展望
2 地域と福祉
3 福祉社会と地域福祉政策
4 社会保障理念についての覚書
5 福祉国家の危機とコミュニティ・ケア計画
二 地域社会政策論への展望
6 地域・地域生産力・地域共同体
7 生活の論理と新しい生活論
8 国家共同体と地域共同体
9 NPOと労働者福祉・協同組合運動
10 現代社会政策学の方法と課題
終 国家社会政策から地域社会政策へ
あとがき/引用文献/索引
内容説明
本書は、福祉国家の超克を試みた書である。福祉国家を社会政策の現代的展開形態だと位置付けたうえで、福祉国家から福祉社会への転換、福祉社会に基礎付けられた新しい地域福祉の創造と地域社会政策の可能性を社会政策学の方法論として検討する。
目次
福祉国家の危機と現代社会政策の課題
第1部 福祉国家の危機をめぐって(福祉国家の危機と福祉社会への展望―現代社会政策の課題;地域と福祉―日本型福祉社会批判;福祉社会と地域福祉政策―新しい地域福祉システムに向けて ほか)
第2部 地域社会政策論への展望(地域・地域生産力・地域共同体―マルクスの思想と現代;生活の論理と新しい生活論―伝統的社会政策学の超克;国家共同体と地域共同体―国家を超える論理と倫理 ほか)
国家社会政策から地域社会政策へ
著者等紹介
堀内隆治[ホリウチタカハル]
1943年福岡県北九州市生まれ。1965年九州大学経済学部卒業。1970年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了。現在、下関市立大学経済学部教授
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