出版社内容情報
【内容】
よりよい公共政策発見のために
公共政策とは何か――政策の目的とは、課題設定・立案・決定・評価・終結という政策決定の過程とは、政策アクターと制度的側面とは、望ましい政策とは――領域としての公共政策研究を行なう意義を提起するとともに、諸問題の検討の必要性を訴える。
【目次】
まえがき
献辞
序 ディシプリンとしての公共政策学
一 政策デザイン論
1 公共選択の公共政策論
2 規制政策のデザイン
3 産業政策のデザイン
4 文化政策のデザイン
5 安全保障政策のデザイン
6 民主主義のもとでの政策デザイン
二 政策過程論
7 民主主義的政策過程の可能性
8 政策決定論
9 政策実施(執行)論
10 政策終了論
11 政策評価論
12 中国公共政策の決定過程
三 政策アクター論
13 政策過程におけるマスコミ
14 政策過程における国会
15 政策過程における首相・内閣の役割
16 政策過程における官僚
17 政策過程とソーシャルキャピタル
18 NPO・NGOの社会的意味と組織的課題
19 選挙制度と公共政策
四 政策規範論
20 リスクと将来世代に対する責任
21環境政策の理念
22 熟議民主主義論の展開とその政策理念
23 共同体主義の政策理念
24 福祉政策をめぐる国家・社会像
人名索引
内容説明
公共政策とは何か―政策の目的とは、課題設定・立案・決定・評価・終結という政策決定の過程とは、政策アクターと制度的側面とは、望ましい政策とは―政治学の一領域としての公共政策研究を行なう意義を提起するとともに、諸問題の検討の必要性を訴える。
目次
ディシプリンとしての公共政策学―その成立可能性と研究領域
第1部 政策デザイン論(公共選択の公共政策論―公共選択の視座からの制度設計;規制政策のデザイン―競争入札制の取引費用分析 ほか)
第2部 政策過程論(民主主義的政策過程の可能性―ガヴァナンスと所得水準;政策決定論―政策体系と規範理論・記述理論 ほか)
第3部 政策アクター論(政策過程におけるマスコミ―「現実」と現実の形成;政策過程における国会―小泉内閣成立前後の一断面 ほか)
第4部 政策規範論(リスクと将来世代に対する責任―日本の原子力政策を事例として;環境政策の理念―リベラリズムは環境問題を解決しうるか? ほか)
著者等紹介
足立幸男[アダチユキオ]
1947年名古屋市に生まれる。1975年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授、法学博士
森脇俊雅[モリワキトシマサ]
1945年天津市に生まれる。1977年関西学院大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。現在、関西学院大学法学部教授、博士(法学)
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