出版社内容情報
【内容】
再編過程の実態に迫る
個別産業における商社商権の変容を捉え日本の流通の知られざる側面を描出
多方面で活躍を続ける「総合商社」。果たしてその行動原理、戦略はいかなるものなのか。各分野において「商社」が果たしてきた役割、現状を検証し、漠然と捉えられている実像と存在意義を明らかにする。商社論、流通論、ビジネスマン、商社入社希望者に最適の書。
【目次】
序 事業と経営における総合商社の論理
1 総合商社論の回顧と展望
:商社の戦略転換とその評価をめぐって
2 繊 維
:環境変化に対応する繊維商社の機能進化
3 食料
:輸入の多様化と川下分野への進出
4 エネルギー
:元売中心の業界秩序への「挑戦」
5 化学品
:商権の強弱によって分かれる商社の戦略
6 鉄 鋼
:高炉メーカーと総合商社の取引構造
およびその変容
7 機 械・情報産業
:ビジネスの再構築と新創出
終 商社商権の変化と経営戦略の諸方向
:総合商社再生への道を問う
あとがき
索 引
内容説明
個別産業における商社商権の変容を捉え日本の流通の知られざる側面を描出する。
目次
序章 事業と経営における総合商社の論理
第1章 総合商社論の回顧と展望―商社の戦略転換とその評価をめぐって
第2章 繊維―環境変化に対応する繊維商社の機能進化
第3章 食料―輸入の多様化と川下分野への進出
第4章 エネルギー―元売中心の業界秩序への「挑戦」
第5章 化学品―商権の強弱によって分かれる商社の戦略
第6章 鉄鋼―高炉メーカーと総合商社の取引構造およびその変容
第7章 機械・情報産業―ビジネスの再構築と新創出
終章 商社商権の変化と経営戦略の諸方向―総合商社再生への道を問う
著者等紹介
島田克美[シマダカツミ]
1926年生まれ。1947年東京帝国大学法学部卒業。経済企画庁等官庁、住友商事、京都学園大学を経て、流通経済大学教授(1998年まで)、商学博士
黄孝春[コウコウシュン]
1962年生まれ。1983年武漢大学卒業。京都大学大学院経済学研究科を経て現在、弘前大学人文学部助教授、経済学博士
田中彰[タナカアキラ]
1967年生まれ。1990年京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科を経て現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科助教授、経済学修士
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