出版社内容情報
【内容】
松陰が実際に歩いた道を辿り、その主張に迫る!!
松陰を旅に駆り立てた理由や動機は何か。
彼らが学んだものが、その後の松陰の主張や行動にどのように反映されていったのか。
30年の短い生涯の間に、松陰は精力的に日本各地を旅している。彼を旅に駆り立てた理由や動機は何か。旅の中で何を見てとり、何を経験したのか。旅から学んだものが、彼の主張や行動にどのように反映されていったのか。彼が歩いた道筋を著者自身の足で歩いて見る。彼が草鞋を脱いだ旅宿を探しあて、教えを乞うた学塾の跡に佇むと、旅日記や手紙に記された出来事が、昨日のことのように甦り、雄弁に語りかけてくる。
【目次】
《主な目次》
1 九州遊学―家学修業の旅
1 長崎をめざす
2 平戸遊学―勉学の日々
3 再び長崎へ
4 帰郷の途―島原・熊本などに遊ぶ
2 江戸遊学の旅
1 参勤交代に随行する
2 江戸で出会った人びと
3 房相沿岸の踏査
3 東北へ旅立つ
1 なぜ脱藩行なのか
2 水戸学への憧れ
3 雪の北越路へ
4 北辺の守りを見る
4 諸国遊歴の旅
1 東海舟に乗る
2 森田節斎と近畿周遊
3 中山道を江戸へ
4 黒船浦賀に来る
5 ロシア密航を企てる
1 長崎へ旅立つ
2 江戸で再起を計る
6 下田踏海
1 下田沖の壮挙と挫折
2 本国送還―屈辱の旅
7 幕府法廷への呼び出し
1 国事犯―檻送の旅
2 幕府法廷での審理、刑死をどう見るか
あとがき/吉田松陰年譜/人名索引/事項索引
内容説明
30年の短い生涯の間に、松陰は精力的に日本各地を旅している。彼を旅に駆り立てた理由や動機は何か。旅の中で何を見てとり、何を経験したのか。旅から学んだものが、彼の主張や行動にどのように反映されていったのか。著者は、彼が歩いた道筋を自身の足で歩いて見ることにした。彼が草鞋を脱いだ旅宿を探しあて、教えを乞うた学塾の跡に佇むと、旅日記や手紙に記された出来事が、昨日のことのように蘇り、雄弁に語りかけてくる。
目次
第1章 九州遊学―家学修業の旅
第2章 江戸遊学の旅
第3章 東北へ旅立つ
第4章 諸国遊歴の旅
第5章 ロシア密航を企てる
第6章 下田踏海
第7章 幕府法廷への呼び出し
著者等紹介
海原徹[ウミハラトオル]
1936年山口県生まれ。1963年京都大学大学院修士課程修了。1974年京都大学助教授。1988年京都大学教授。1999年京都大学停年退官、名誉教授。現在、京都学園大学学長、教育学博士
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