出版社内容情報
古来の問い「連続」への議論から学ぶ哲学的思考。
内容説明
哲学史に沿った叙述に終始するのではなく、「連続性」という主題について各執筆者が議論をつくす。哲学、物理学、仏教学、数学、における古典的な問い、「連続性」を哲学に興味を抱く読者に明確に展開。語句解説、コラム、設問を設け、議論水準を高く保ちつつ、哲学的思考を学ぶ構成としている。
目次
序章 連続を問う
第1章 無限と連続―その感性と論理
第2章 刹那滅の哲学―瞬間的存在と連続
第3章 瞬間と創造―デカルトにおける“私”の連続性
第4章 限定と無限―プラトン哲学における存在と生成
第5章 一と連続―「記号」ということ
第6章 距離と位相―「近さ」と感覚について
終章 再び連続を問う
著者等紹介
田山令史[タヤマレイシ]
1950年生まれ。1973年慶応義塾大学文学部卒業。慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、仏教大学文学部教授(Ph.D)
斎藤慶典[サイトウヨシミチ]
1957年生まれ。1980年慶応義塾大学文学部卒業。慶応義塾大学大学院文学研究科を経て、現在、慶応義塾大学文学部教授(哲学博士)
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