出版社内容情報
【内容】
自意識の過剰、集中することの困難、絶望感、選択・決断における葛藤、異性との愛・孤立、家族・集団への帰属・嫌悪など。
学生のゆれうごくこころ模様を克明に描き、さまざまなこころみの果てにたどりつく「自分らしい生き方」とは……
【目次】
序 章 アイデンティティへの問い
1 拡散
2 エリクソンとの出会い
3 「アイデンティティ」への問い
4 「語り合い」法
5 卒業研究での失敗――「語り合い」の方法論
6 本書について
第1章 混乱の諸様相
1 須賀
2 坂口
3 間宮
4 「どこでもないような場所」で
5 「自分」の喪失
6 〈居住自己〉
7 〈投げ出し―投げ出され〉体験
8 本書の目指すところ――従来のアイデンティティ論との相違点
第2章 根深い苦しみとともに
1 批判的傾向
2 完全主義的傾向と時間感覚の拡散
3 優越感と劣等感
4 異性の問題
5 〈他の場〉――概念の輪郭
6〈他の場〉の〈否認〉と、究極の〈何か〉
第3章 苦しみの通り抜け方
1 変わったもの、変わらないもの
2 目標はいかにして成立したのか?
3 「親そのまんま」を脱するために
4 「親」との和解
5 他者たちとともに
6 異性という他者について
7 〈他の場〉の〈再認〉
第4章 須賀がたどりついた不思議な地平
1 「アイデンティティ」の兆し
2 観念的世界の格闘とは別次元で
3 須賀の変容
4簡単な「彼女」
5 呪縛から解放されて
6 「アイデンティティ」なのか?
終 章 総合考察
1 「アイデンティティ拡散」に陥らない青年について
2 「量」という考え方について
3 本書で目指されたものと「自我」概念
4 〈主体〉という概念
5 他者関係とアイデンティティ
6 本書を超えたアイデンティティへの問い
7「語り合い」法
注/文献
あとがき
内容説明
自意識の過剰、集中することの困難、絶望感、選択・決断における葛藤、異性との愛・孤立、家族・集団への帰属・嫌悪など。学生のゆれうごくこころ模様を克明に描き、さまざまなこころみの果てにたどりつく「自分らしい生き方」とは…京大生が「語り合う」同時代。
目次
序章 「アイデンティティ」への問い
第1章 混乱の諸様相
第2章 根深い苦しみとともに
第3章 苦しみの通り抜け方
第4章 須賀がたどりついた不思議な地平
終章 総合考察
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